2024
お気に入りの四川中華のお店で、初めて火鍋を頼んでみました。
最高だったんですよ、それがもう。
私の場合ですと、このお店はランチに使うことが多く、その際は日替わりの定食を選ぶことが多かったです。
何食べても美味しいですし、定食800円くらいでお腹いっぱいになれるので。幸福。
中華屋で食べることができる炒め物の油感って最高ですよね～～～～。
連れは連れで、昼でも夜でも頼むのはいつもお気に入りの担々麺。
辛い物スキーなので、火鍋は前から興味があった模様。
私も火鍋は人生で一度だけ、食べたことがありました。
前職が四谷勤めで、ランチに薬膳鍋が食べれる中華屋さんがあったんですよ。
一人1500円いかないくらい。今考えるとはちゃめちゃにお得でした。
今はもう潰れてしまったようで、残念です。
四谷も私が知っている景色と大分変りましたわ。
私の以前食べたものは、そこまで辛い印象はなかったものの、今回利用するのはガチの四川中華屋さん。
店員さんも皆さん海外の方で、店内では常に中国語が飛び交っている環境です。
オーダーを取って貰うと、麻辣スープについての質問を受けました。
食べやすいあっさりしたものか、本場の辛さが味わえるこってりしたものか、二つのものから選べるとのことでした。
恐ろしい。
辛い物は得意ではないのですが、連れに心配されながらもここはせっかくですしと、こってりの方を選んでみました。
いや～～～～、ここで妥協しなくてよかったです。
実際辛さはきつくてスープは殆ど飲めなかったものの、具材に染み込む豊な香りが最高でした。
これは自分では作れない。
付け合わせのタレとも、また合うんですわ……。
このタレもインパクトやばくて。
薬味と胡麻とアジアンな何かが敷き詰められた小皿に、店員さんの指示のもと白湯スープを少量足し、お箸で混ぜ混ぜ。
鼻も喉もスパイスで埋まるみたいな。
このタレのしょっぱさは何だ。にんにく？ごま油？何もわからない。
自分では作れないことしかわからない。
麻辣スープ、白湯スープ、それで煮るだけでも十分味がついている具材が、このタレの深みでまた変化する感動。
お鍋のセットとして、お肉は牛とラム、野菜はレタス白菜しいたけ長ネギじゃがいも、海鮮でエビとイカ、そして山盛りの春雨。
春雨だけ二人前とは？？みたいなこんもりで嬉しい悲鳴が漏れてしまいます。
みんな美味しかったな～～～まずたっぷりスープを吸った白菜の芯がたまんない。
タレの器の中で小さく裂きながら、ちみちみ食べるの。舌の上で熱々のスープがじゅわって漏れてくるの。
店員さんからじゃがいもよく煮てね～～～って言われたもんで、お言葉の通り鍋入れっぱにしていたらすっかり見失ったのもいい思い出です。
鍋で食べるホクホクのじゃがいもいいすよね。私韓国鍋でもじゃがいものが一番好き。
レタスはさ～～～お肉同様にしゃぶしゃぶして食べるんですが～～～これがまた美味い！
白菜とは違ったレタスのさっぱり感、シャキシャキとした歯ごたえがいい！
連れはラムを麻辣スープで食べるのにはまり過ぎて、おかわりしていました。
分かる。
羊の臭みと麻辣スープで味わう香辛料の相性がやばい。
私の方は終盤はずっと、白湯スープに癒されていましたね。
煮詰まってきてからのしょっぱさがツボに入り、ゴクゴクスープ飲んでいました。塩分過多。
注文ページには載っていなかったものの、〆として中華麺を注文できると聞き、最後は嬉々として投入しました。
一人前と伝えたはずが結構な山盛りで震える二人組。
春雨といい、この形状のもののサービスっぷりは何なのかと。
いや嬉しいんです。ただもう一人くらい戦民が必要でしたね。
中華麺は連れも大好きな担々麺で使用されているものでした。
慣れ親しんだ味に最後の最後で再会した感動よ。
次も絶対頼みたいけど、一人前の半分の量とか受け付けてもらえるかな～～。
どうかな～～～～。いやしかし本当大満足の一夜でしたわぁ。