2021
29巻あまりにも新規ッチャン多くてほりせんせの愛がとても伝わるのですが、やっぱ中でも
カバー下の幼ッチャン新規カットには度肝を抜かれました……。
群青バトルを見上げるもう一つの視点でしょうか。
ボロッボロに身体ブッ壊しながらしがらきと互角の対峙を続けるデクについて、真っ向から見据える今ッチャンの真剣なお顔に対し、幼ッチャンのこの、何とも言えない唖然としたお顔よ……。
ただぽかんとしているで片づけるには強張っている、幼ッチャンの醸し出すこの笑い飛ばせない温度、緊迫感、見上げることしかできない距離。全部が全部、胸が痛いです。
オールマイトの言葉を借りますと、かっちゃんはデクのことを案じていますし、それが過去に対しての贖罪の範疇だとしても、それだけじゃない情だってあるでしょうよ。
憧れの人から受け継いだ力が、呪いかもしれないというとか。本人が暢気な分しっかり気にかけてあげているのがあまりにも頼もしい。
かっちゃんはデク個人の性質をしっかり見極めていますし、その上でデクの不安定さに警報を鳴らすポジにもなります。
デクVSしがらきの図にヒエ~~ってなってるマニュアルさんへつっこみを入れ、他のヒーロー達へも指示飛ばすかっちゃんはここでも頼もしく、デクの状況を冷静に読み取れたからこそ導けた最適解でした。
応戦の横やりについて、今回の戦場の上で言うなら、デクの方がかっちゃんの一歩上を行ってしまっているのは、結果として表れてしまっています。
負けたままじゃいらんねえよの啖呵アフターで、群青バトルを見上げることしかできないポジに甘んじてしまった件も含め、かっちゃんにとっても中々に手厳しい現実ではないでしょうか。
そこら辺でクサクサせずに、あくまでヒーロー側としての勝利を手にするために尽力するかっちゃんの要領の良さついては、これまた胸熱ポイントでもありました。少年の成長をリアル戦場で感じます。
折寺新規ッチャンは、色々省みた後の今の心情ッチャンって感じですよね。相変わらずの腰パンが愛しいです。285話8P目の尻もちついて俯いてる表情のない可哀想なナードくんをケタケタ虐め倒してる悪い影との対称っぷりが最高ですね。
帯裏の暢気なクソナードは何なんですかね。オールマイトの語るかれはそんな風に思ってもいないだろうがねが溢れ返ってますね。かっちゃんばかりが気まずくて可哀想なくらいです(いやデクを虐めたかっちゃんが100%悪いんですがね)