2014
昨年の11月、今年の2月に続き、またまたうさぎ島へ行ってきました。
2月は完全広島ルートだったのですが、今回は完全愛媛ルート。
これにより、私はどこからでもうさぎ島へ行けることが可能となりました。
ヘイ!ガール!一緒にうさぎ島行かないかい!!
楽しい楽しいうさぎ島。
今回は、一泊二日の強行日程を計画立て、電車一本逃したら全てが終わるリスクの高い旅だったのですが、見事完遂することができ、いやあ。
感無量です。
現実的なお話でアレですが、移動経費は成田空港発で往復22000円くらいかかりました。
途中の寄り道とか考えない、直行運賃でコレです。
飛行機代が、LCCのため時価だからこの価格ということもあり、日が良ければもっと安くできると思います。
どうぞ、旅行の参考になさってください。
今回は成田空港8:05発のフライトで、まず松山空港に向かったわけですが。
みんなにおせっかいメールを送りました結果、7時前には合流ができたと言う。
素晴らしい優等生です。
飛行機は何があるか分からないを体験しまくりな私と致しましても、大変安心感満載な幸先でした。
っていうか、合流したの私が最後でした。
油断は命とりです。
うさぎのフン塗れになるだろうからと、すっごい使い倒して捨てる気満々だったブーツで行ったら、検査で引っ掛かって一回脱ぎましょう展開訪れすっごい恥かしかったですあんなボロロロr。
今回のうさぎ島面子は、うさぎ先輩ゆこさん、前にうさぎを飼っていらした千堂さん、うさぎ国民に堕としたいイチキさん、私でした。
ネタバレですが、イチキさんは完堕ちしました。
ようこそ、うさちゃんかわいいよワールドへ。。。
松山空港に到着した私達、定刻を十分ちょい過ぎた感じでした。
飛行機だから仕方ない。
十分ちょいで済むならまだマシ。
普通でしたら、まあ、そうなるでしょう。
私達もそんな当たり前は重々理解しておりましたが、いやあ、その十分ちょいが命とり。
というのも、ここらの地帯は電車が一時間に一本くらいしか通っていないため……これ以上は言わなくとも、になってしまうのです。
慌てて松山空港から飛び出す私達、目指すは松山駅。
ここで私の誤算、一つ。
私は松山空港から電車で、松山駅に行くと思っていたんですね。
いやあ。違うんですよ。
これは完全にジョルダン先生を見間違えていた私の責任なんですが、電車ではなくてバスだったんですね。
松山空港「駅」を必死に探す私!
そんなものはない!悲しみ!
私の間違いにいち早く気づいてくださったのはゆこさんで、「こんな場所に電車が通っている訳は無い」と、軌道を修正してくださいました!
ゆこさんありがたやあ。。。
松山空港発のバスですが、時刻表は時刻表で勿論あるのでしょうけれど、何か適当でした。
後続のバスが到着したら、前のバスすぐに出発するじゅんぐりシステムでした。
今回の場合ですと、飛行機の到着が遅れたことも関係し、バスも柔軟に対応してくれていただけなのかもしれないのですけれど。
定刻の、これに乗らないとこの後乗る予定の電車に間に合わないバス様に乗ろうとするも、切符買ってる所で運ちゃん乗り込んでしまい。
ゆこさんにお願いして、運ちゃんに今切符買ってるからちょい待って!ってお伝えするも、後続にのりんしゃいと断られ。
いざやってきた後続のバスの運ちゃんに発車時刻確認するも、飛行機の遅れもあるから未定と宣言され。
私達の視界は、一瞬で暗雲に包み込まれてしまったのです。
しかし、この運ちゃん。
めっちゃ、いいおっちゃんで。
U字工事の分かり易い方にクリソツだったのですが、この人数ならタクシーに切り替えればいいと、教えてくださいまして。
一個問題があるとしますと、私達既にバスの切符を購入済みだったんですけれど。
恐る恐るU字工事にそのことを告げますと、これにはさすがのU字工事も困ったもんだと。
凄く急いで、返金の準備にとりかかってくれました。。。
運転席ひっくり返してで、めっちゃ大変そうでした。。。
何ならもう、お金大丈夫ですんで!って言いたくなった五分後。
U字工事が、この人数できちんと分けられるぴったりの小銭を、御用意してくださったその直後。
後続のバスが到着しました。
※松山空港発のバスは、後続が到着したら前のバスすぐに出発するじゅんぐりシステム
U字工事に頭を下げ、受け取ったばかりの小銭をそのままお渡しし、私達はバスに乗り込むことに成功しましたとさ。
めでたしめでたし。
乗りたかった電車にも、無事間に合いました。
めでたしめでたし。
松山駅に到着したのは、予定電車到着の15分前くらいですかね。
今治駅の駅前に何もないことを記憶していた私は、みんなを煽り、ここでお昼の調達を提案しました。
美味しそうなパン屋さんがあったんですよ。
ネタバレですけれど、この店舗はチェーンだったようで、今治駅にもあったのですが。
何という……何という……。
松山駅もですが、今治駅のお店はイートインスペースがあったので、それこそゆっくり店内でカプチーノくゆらせながらパンをいただくこともできたと言う。
すまない……駅のベンチですまない……。
これが私の誤算二つ目です。
あとトイレの心配。
電車の乗車時間が長いので、一回チャンスを逃すと次は一時間後コースなので、これ大変危険。
トイレは小まめに行きましょう。
次回への教訓です。
今治駅のトイレは、盗難防止の意味でしょうか。
個室の天井に、金網が敷かれていました。
動物園の檻みたいだなあと思いました。
パン食べたらちょうどいい時間になったので、今度はバスで大三島に向かいます。
しまなみ海道を走るのです。
これに乗るのは二回目ですので、気持ちも楽々です。
大三島のバス停についてから、タクシーを電話で呼ぼうと思っていたのですが、何とすぐ傍で一台確保でき!!
ここにきて、まさかの奇跡ですよ。
失礼ですけれど、大変辺鄙な場所ですので。いやあ。
タクシーの運ちゃんも、休憩のつもりでいらしていたみたいで。いやあ。
ラッキーでした。
神は私達を見捨てませんでした。
そうして辿り着いた、盛港。
うさぎ島まで、あと15分もかからないくらいです。
フェリーが来るまであと45分あるんですけどね。
タクシーが早く捕まり過ぎ、何と、ここに来て暇を持て余してしまう私達。
散策を提案されるも、何もないことを知っている私。
世界は残酷でした。
ちっちゃい無人の野菜売り場がありまして、そこを覗いてみる私達。
最高に安かったです。
美味しそうなレモンが4個だの5個だの入って200円とか。
ここは天地でしたか。大興奮でございます。
まだまだ時間はあるので、何の目的も生まれることのないお散歩を始めてみる私達。
お花とか綺麗でした。
イチキさんの真新しい眼レフが光っていました。
少し先で、懐っこいおばあちゃんにゆこさんが絡まれていました。
この先でおにぎり配っている、とのことで。
よかったら貰ってきんしゃい、とのことで。
さすがにそんな遠くまでは怖くて行けないよ~~ってなっていた所で、おや、とゆこさんがあるものに気づきます。
おばあちゃんのお家のお庭に、うず高く積まれている謎のカゴ。
何とおばあちゃんは、農家さんだったのです!
おばあちゃんのお子さんが、東京で働いていらっしゃることとか。
おばあちゃんの旦那様が、おばあちゃんにメロメロで戦争から帰って来てすぐ情熱的な告白をされたこととか。
おばあちゃんの結婚式が、近隣で一番大きく素晴らしかったこととか。
売りに出されない分だというデコポンを、ありがたくもいただきながら、おばあちゃんのお話を楽しく拝聴する私達。
身がブリブリして美味しいという、おばあちゃん自慢のデコポン。
本当にブリブリでした。
ブリブリというよりかは、プリプリが正しい表現な気もしますが。
皮の中、詰まった身の一粒一粒がめっちゃ大きくて、張りもあって、食べごたえもこれまた素晴らしい。
酸味のきつさは殆どなく、甘い柑橘の良さたっぷりでした。
最高に美味しかったです。
お土産まで持たせてくださいまして……しかも、大量に……おばあちゃん、本当にお世話になりました……後にいただいたサイズのデコポンを空港のお土産売り場で見て、その価格に目ん玉飛び出すことになる私達でしたとさ。
朝の7時前に合流した、私達。
うさぎ島にたどり着いたのは、午後の2時15分くらいです。
長い旅でした。
恐ろしい移動時間に、体力諸々の心配もあったのですが、何だかんだで1時間とか1時間半で次の移動手段へ、というのも繰り返していたこともあり、想像していた程の苦痛はありませんでした。
さあ、本番はここからです。
うさぎワーーーーールドひゃっほーーーーーーーーーーーーーーう!!!