2014
なのです。
私が図書室のネヴァジスタをという作品を遊んで、凄く楽しんだ過程の中でのめり込んた理由の一つとして、御影清史郎の生死をひたすらごまかし続けたミステリー要素があったりするんですよね。
瞠くんが必死になって隠そうとした、御影清史郎の企み含め。そういうのね。
ネット上でさあ……タースエンターテイメント様さあ……そういうの、隠す気ゼロじゃないですか……御影清史郎くんさあ……めっちゃ健やかじゃないすか……。
絶賛ネヴァジスタ連載状態中のクールビーも、あくどい神波誠二含め色々隠す気ゼロですけれど。
クールビーはさ~~~まあさ~~~企業さんだし置いといてもさ~~~。
ジュブナイルジャンルとしての心象表現や人間関係が売りだから、そこら辺拘ってないよって言われてしまったら、まあ、私の主張は綺麗に終わりますけれど。
私があくまで図書室のネヴァジスタという作品を好む理由が、図書室のネヴァジスタという作品にはまった理由が、ミステリー要素の中に含まれた御影清史郎の生死をブレさせることでいくつもの枝に別れていた情報が最終的に一本の線として収束した物語構成の美しさだったため、それこそミステリー要素の一切無い細やかな人間関係だけが図書室のネヴァジスタの魅力だったら私の心象もそこで終わり、作品としての高評価には全く繋がらないと言っても過言ではなく、というのもキャラ萌えっていうのは作品を評価することには私の中ですと全く別のベクトルでの指標となっているため、イコール推しの作品と推しのカプは必ずしも一致しないという答えに繋がり、今の私のように図書室のネヴァジスタってこんなにも面白いんだよ!キャラも萌えるよ!とあらゆる方向を賛辞した上での宣伝すらもしなかったでしょうし、まずネヴァジスタをそんな好きにならなかったら公式情報追っかけるためにツイッター捗らせるってこともなかったでしょうし、私がここまでツイッターに入り浸らなかったらネヴァジスタのお友達もできなかったでしょうし、ネヴァジスタのお友達が誰もいなかったら今回のうさぎ島旅行だって計画されなかったでしょうし、そもそも私がうさぎにはまったのだってネヴァジスタのお友達と言う名のゆこさんとくうとさんが原因なので、ここまでくると、今の私を構成する要素にネヴァジスタが絡まなかった場合、もうどんな人間になっていたか想像できないくらいの三年間が経過した訳になるので、ちょっぽり感慨深くなりました。
答えを知らないからこそのワクワクドキドキを、ネタバレを知ることで軽減してしまう、っていうか掻き消えてしまう魅力が、私の中で一番重視された図書室のネヴァジスタの良さでした。
ミステリー小説を好み、ミステリー設定のエロゲだったりな紙芝居ゲームを遊び続けていた私にとって、図書室のネヴァジスタは、そっちのジャンルにいる作品なんです。
ミステリー要素が良かった前提で、登場人物の人間関係描写もさらに良かったから、信者レベルのファンに成長したんです。恐ろしい。
まあ、後日談であるファンディスクが販売されてもいますし、そもそも図書室のネヴァジスタ本編が発売されてからのこの数年内にて後日談というジャンルで語れるレベルでの作品が公式様からも多大に公開されているため、今更なのかも~~~しれないのですが~~~~ただ御影清四郎が~~~~当たり前のようにそこにいる事実を~~~~当たり前のようにそこにいる事実として~~~~~葛藤。
アニメ一期で敵側にいたヒロインがアニメ二期のメインビジュアルで主人公と共闘しているのがドドーンと描かれているのを見ちゃったようなもんですかね、この葛藤、でも図書室のネヴァジスタはミステリーなのです、フェイトちゃんがなのはちゃんとお友達になるというのも重大なネタバレですけれど、そういうのとはネタの質が違うと思いたいので、一緒にしたくないのです。
五月にはドラマCDが発売されますし、犯人がヤスであることは……どうぞひっそりと……内密に……嵐の夜に、生き残れた者はなしなのです……。