独り言置き場その2!
2013
夏に出したネヴァの本のお話。
最初は春夏秋冬片思い本として出す予定だったのですが、土壇場でもう一本足すことになり、ただの片思い本になりました。
片思い本という建前の割にはがっつり失恋したりがっつりキスしていたりするので、看板は偽り過ぎるのですけれども。
・あなたの香り
元タイトルは「春香」
ネヴァ二周年おめでとう企画様向けのものとして、ネタ出ししたものです。
せっかくなので二周年企画様の時系列と同じものを用意した方がいいと思い、そちらで使うことはなかったのですが。
これは時系列で言うなら、一年後だったので。
「マッキーに会えなくなるの寂しい」って本人に言ってしまう瞠くんが書きたいなぁって思って書きました。
通常テンションの瞠くんだと難しいけれど、対比として神波さんの存在があったらいけるだろうなって。
・夏射
二ケツする津久居兄弟、そこで清史郎が恨みがましく告白するというシチュが書きたいなぁって思って書きました。
両片思いです。
ねちっこいけど可愛い、何よりも兄ちゃんが大好きな清史郎っていうのを意識しました。
清賢とは、津久居兄弟とは、って考えた時の私の好みをぶっこんでいます。
春夏秋冬コンセプトを止めたので、他のは全てタイトルを変更しているのですが、これだけは変えられませんでした。
凄く気に入っています。
・さよならの微笑み
タイトルは同名の美少女ゲームから。
元タイトルは「アンハッピーエンド」
数年前にネットにて公開した辻村ルートの話の前日憚として、公開する予定だった物でした。
気がついたら数年経っていました。
今回形にできて感慨深いです。
最初はゆっこの言わんとしていることを、最終的にマッキーも理解するという展開だったのですが、マッキーがここで理解できるような人だったら槙唯は上手くいくだろうと、全面的に直しました。
直す前のビフォーアはビフォーアで公開しようと思っているのですけれど、これまたテキストファイルの海に溺れていそうです。
消しちゃったかもですけれど。けれど。
・闇夢
タイトルは虐襲のOP「闇夢」から。
元タイトルは「秋幻」
白骨死体が見つかったのは秋じゃないと、慌てて辻茅のとタイトルとっかえようとした思い出。
春夏秋冬コンセプト止めてよかったです。
ネヴァはさっちゃんという存在自体が好き過ぎまして、最初はさっちゃんSSばかり書いていたのですが、久しぶりにさっちゃん書くとやっぱり楽しくて、ああ、さっちゃんたまらんなぁって改めてしみじみしました。
あと私自身がさっちゃんファンということもあり、凄く気合いが入りました。
推敲を一番重ねたのも、これだと思います。
尺も想定していたのより、結構増えました。
ネタ出し自体は、瞠くん視点でしていました。
瞠くん視点のハルハルでした。
日に日に寝てる時間が多くなっていく白峰、夢の中で弟にでも会っているのだろうか…みたいに瞠くんが思っているハルハルでした。
ハニカムの没ネタにございました、過眠設定の白峰みたいな。
咲峰に路線を変えたのはストレートなんですけれど、本にするにあたってのバランスを考えた時、瞠くんだけ二本でさっちゃん零本はちょっと…という理由からきています。
瞠槙と清賢が先行して完成していたこともあり、こっちはもう直す気も無く。
結局その後槙唯をつっこんでしまい、マッキーだけ二本になりましたが。
失恋津槙のプロットも持っていたので、それも足そうとしたくらいでしたが、さすがにもうマッキーは入れられないよ!と結局外したり。
さっちゃんお誕生日SSの、白峰嫌いだったけど好きになったというさっちゃんの経緯が凄く可愛かったので、そこは意識しています。
・相思想恋
元タイトルは「冬涙」
全く別コンセプトである茅さん総攻めハーレムもの(ただし茅さんは天使)みたいなのを書こうとしていたのですが、頓挫し。
冒頭の辻村が茅さんを起こすシーンなどは、そこからテキストを流用しました。
本編で白峰にあれだけべったりだった茅さんが、瞠に乗り換えたあの瞬間を意識しながら書きました。
それで苦しむ辻村との対比を意識したのですが、辻村視点だと分かりにくいですかね。
そんな感じです。
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